2016年2月28日、生活文化学科の開設20周年を迎えたこの特別な年度に、生活文化学科（大学）の同窓会組織として、実践生活文化科会が発足しました。

生活文化学科は平成7年に設立され、数多くの卒業生を送り出してきました。生活文化学会は少しずつ変化を遂げ、現在の学科は「生活心理専攻」と「幼児保育専攻」の2つの専攻に分かれております。それでもなお、学科の理念は変わりません。人の生活の営みを学びの基本としながら、自立した女性として社会に貢献できる人材を育てることを目指しています。

学祖である下田歌子先生のお言葉「揺りかごを揺らす手こそが、社会を変革する力となる」という言葉の下で、私たちは「揺りかごを揺らす」ことの意味や価値をみつめながら、人生の発達や暮らしの豊かさを探求し続けています。生活文化学科での学びが、社会での経験と重なり、その大切さをより実感していらっしゃる卒業生が多いのではと存じております。科会活動を通じて、変化する生活文化学科と変わらない生活文化学科の理念を、卒業生の皆さんにも感じていただけたら幸いです。

ご卒業生の皆様、ご一緒に活動しませんか。気軽に参加いただけるような会をと考えておりますので、ぜひご連絡ください。お待ちしております。