実践被服科会

講演会と武相荘見学

平成30年11月20日火曜日、「講演会と武相荘見学」を開催いたしました。(参加者29名) 講演会場でもある一軒家レストラン「霜月亭」で“旬を遊ぶ”「遊膳料理」のランチコースを美味しくいただきました。木漏れ日が窓から降りそそぐ、気持ちの良いメインダイニングでのお食事に皆様の会話も弾むようでした。

お食事の後、そのままのお席で元実践女子学園中高社会科教諭の井上一雄先生による「渋谷 実践 常磐松」の講演をリラックスして拝聴いたしました。思い出深い“渋谷”の歴史、未来を改めて知り、それぞれの“渋谷”に思いを馳せました。学祖が実践女学校を開校した常磐松の地には、たくさんの歴史がありました。

その後は、武相荘の見学へ。武蔵と相模の境にある地に因んで名づけられた白洲次郎と随筆家正子夫妻のかやぶき屋根の居宅です。白洲は戦後GHQとの折衝や吉田茂の懐刀としても活躍しました。戦中、戦後の持ち物とは思えない夫妻の所持品展示に、広く世界を見てきた博識が戦後処理に生かされたのだと思いました。

爽やかな秋晴れの下、楽しい1日となりました。小田急線鶴川駅までお出で頂きましたが、鶴川からはタクシー利用でご負担が少なく大変好評でした。ご参加いただいた皆様有難うございました。

これを持ちまして、平成30年度の実践被服科会事業活動は終了致しました。2019年も宜しくお願い致します。

実践被服科会事業部