実践キャリアネット

【会員コラム-No. 26】(キャリアネット通信 2024-No. 9)

今月は、キャリアネット会員のコラムです。

【新しい学びへのチャレンジ】

1.はじめに:私が通信制大学で学んでいることにお声かけくださいましてありがとうございます。これまでの学歴、職歴と全く異なる分野の勉強をしていることをお伝えすることに関心をもっていただいたり、皆様のお役に立つことがありましたら幸いです拙文を書きますのでご照覧下さい。

2.大学で学ぶことを志したきっかけ
もともと高校時代に国文科志望でしたが、いわゆる会社員、事務職で働くことが想像できなかったことから折角大学で学ぶのであれば専門職として自立しようと考え管理栄養士として病院で働くための資格取得を目的に実践女子大学家政学部食物学科管理栄養士専攻に入学しました。
そして文学を理解するには様々な社会経験があったほうがよいと考え早めに定年して、60歳を過ぎてから通信制大学の入試に学士入学制度を利用して入学しました。
学び直し、リスキリングとは自分の仕事のレベルアップの学びを指すと思われますが、私はこれまでの自分の学びや仕事とは全く違う分野でゼロから学んでいます。
自分のお金で偏差値や成績、終活など考えずに純粋に学ぶことはとても楽しいです。

3.現在、学んでいる内容
都内総合大学通信過程文学部日本文学科に籍を置き、8月はスクーリングに通学し、無頼派の太宰治や坂口安吾、石川淳について学び、先生に解説していただきながら作品を鑑賞しています。高校生の時には気づかなかったことが見えてくるなどとても楽しく学んでおります。

4.通信制大学の仲間
普段は銀行に勤務し 試験勉強には有給を取る、夜間の講義を受講するために会社に申告して早退するなど、努力されています。
仕事と大学の両立の動機付けには明確なものがあり、同じ仕事をしていても大卒とそうでない条件では待遇が違うのでなんとしても決まった期限の中で四年制大学を卒業したい。という声も聞きました。
夏期スクーリングでは北海道、三重県など遠方からも参加していました。

友人のサポート
講義の受講、試験の申請などの事務手続きはシラバスや学習のしおり、大学からの郵送物などを見て全て自己責任なので不安があり、夜中に友人にLINEで尋ねることが多いのですが、「学友ですから」と返信をもらったときは感激しました。

5.最後に
思えば願いは叶うことを実体験しました。皆様の中にも何かやってみたい、と思っている方がいらしたらぜひチャレンジしてみましょう。こんな感じで頑張っていますが、「あなたの頑張りは性分だから」と仰る先輩もいらっしゃいました。
息子は「勉強好きだね」とあきれています。(CK)