【会員コラム-No. 7】(キャリアネット通信2023-No. 2)
今月は会員のカーボンニュートラルに関するコラムです。
「カーボンニュートラルな社会って何?」
2020年10月26日、当時の菅首相が就任後初の所信表明演説で「2030年までに温室効果ガスの排出量を2013年度比で46%削減、2050年までには排出量を実質ゼロにする」と表明しました。
地球温暖化の原因となっている温室効果ガスですが、その3/4以上を二酸化炭素が占めています。
なので、温室効果ガスの排出量を低減していく未来を“脱炭素社会”=“カーボンニュートラルな社会”と呼んだりしています。最近TVのCMなどでも目にしたり耳にしたり機会が増えていませんか?
身近なところで言うと、皆さんの多くはSDGsのマインドを持って日々の生活に取り組まれていると思いますが、これらSDGs17の目標のうち「7. エネルギーをみんなに そしてクリーンに」「9.産業と技術革新の基盤をつくろう」「12.つくる責任 つかう責任」「13.気候変動に具体的な対策を」に関連する取り組みを各企業や、時には産官学が一丸となって計画・実行しています。
ゴールと目される2050年まで30年弱と時間があるように思えますが、第一目標である2030年までは丸8年… 検討していることを直ぐさま行動に移し、更にそれが持続可能であることを示さなければカーボンニュートラルな社会の実現は迎えられないとの企業や組織の強い思いや決意がCMなどに表れているのかもしれませんね。
(AM)