山形支部 「みちのく会」メンバー

支部だより

今年度の山形支部総会は、雄大な月山の麓にある自然豊かな地、出羽三山信仰と深く関りを持ちながら歴史を刻んできた西川町間沢で6月11日(日)開催されました。 会場となった「出羽屋」は行者宿の趣を残す外観ながら、中へ入ると懐かしさを感じる佇まいと増築したモダンな空間が融合した落ち着いた場で、総会・懇親会が行われました。 今年度総会の最大の協議事項は会員の高齢化・加入会員の減少などで、幹事地区をどうするのか(現在4地区が輪番制で受け持つ)、どのようにしたら新会員増加が望めるのか、魅力ある支部活動の見直しなど、今後の山形支部活動にとって大事な懸案事項です。先輩の方々よりこれまでの組織維持の経験談やご苦労話などお聞きしたり、若い方からも様々なご意見や案が出され、これからの支部活動の方向性がみえた総会になりました。しかし、今後の支部活性化のための学校側・実践桜会のお考え・ご指導も頂けたら幸いに存じております。

懇親会では、参加会員の方々から近況報告や現在新たに学んでいる趣味などの報告や余興がありました。地元で採れた山菜や川魚など「山のもの」をふんだんに使い仕立てた山菜料理に舌鼓をうちながら、学生時代の失敗や苦労話におしゃべりの花が咲き、笑いの絶えない和やかな楽しい会となりました。その後、出羽三山のへの主要な登拝口になっている岩根沢へ移動。本殿が国の重要文化財に指定されている岩根沢三山神社へ参拝し、「家内安全」「健康祈願」「五穀豊穣」・・・等人様々な祈願をし、帰途につきました。この4月より、前支部長よりバトンを引き継ぎました。どうぞよろしくお願い申し上げます。
嘉規則子(昭和45年/家政学部食物学科)