実践桜会「2016年初春歌舞伎観劇会」へ323名の会員の皆さまが参加されました。
1月10日(日)、実践桜会は国立劇場に於いて恒例の「初春歌舞伎観劇会」を開催しました
演目は河竹黙阿弥生誕200年 通し狂言「小春穏沖津白浪―小狐礼三―」
演目は河竹黙阿弥生誕200年 通し狂言「小春穏沖津白浪―小狐礼三―」
筋書は
「香合」の紛失をめぐる大名のお家騒動を背景に、お馴染み尾上菊五郎、菊之助、中村時蔵が扮する盗賊が敵・味方となりやがてお家騒動も香合も見事に一見落着に収まる四幕十場の物語。
舞台は小狐礼三(菊之助)の妖術が次々と趣向を凝らした展開で観客を驚かせます。
狐を現わす「鳴りもの」。季節が一瞬に変わる「雪月花」の光景、桜会にふさわしい、桜満開の美しさ。
暗闇の中で香合を取りあう「だんまり」の愉快さや黙阿弥独特の口上を述べる三人盗賊の粋で流暢なセリフ。客席から「ヨッ、音羽屋!」「萬屋!」の声も掛かります。
狐を現わす「鳴りもの」。季節が一瞬に変わる「雪月花」の光景、桜会にふさわしい、桜満開の美しさ。
暗闇の中で香合を取りあう「だんまり」の愉快さや黙阿弥独特の口上を述べる三人盗賊の粋で流暢なセリフ。客席から「ヨッ、音羽屋!」「萬屋!」の声も掛かります。
最後の見せ場は、一変するや、稲荷神社で捕手達と大暴れする礼三の立ち廻りは迫力満点、主役を引き立たせる脇役の動き技にも拍手喝采です。
真朱色な鳥居と真白の小狐礼三のコントラストが眩いばかり。
次から次へと織りなされる華やかな趣向と初春のお楽しみの役者による、手ぬぐいの福分けにも会員のみなさまも大喜びで、新春歌舞伎に彩りを添えました。
今年度も大勢のお申込みをいただき誠にありがとうございました。
2017年ご案内は5月以降となります。
引き続きまして宜しくお願い申し上げます。
真朱色な鳥居と真白の小狐礼三のコントラストが眩いばかり。
次から次へと織りなされる華やかな趣向と初春のお楽しみの役者による、手ぬぐいの福分けにも会員のみなさまも大喜びで、新春歌舞伎に彩りを添えました。
今年度も大勢のお申込みをいただき誠にありがとうございました。
2017年ご案内は5月以降となります。
引き続きまして宜しくお願い申し上げます。