福島県支部 「みちのく会」メンバー

支部だより

鈴掛まゆみ理事長と広報担当の大和惠子常任理事、竹内節子理事のご出席をいただき、平成29年度福島県支部の総会と講演会(一般市民も聴講)を6月24日(土)に郡山市で開催いたしました。
総会では、特に規約について、出席者から積極的な発言があり、来年度に向けての建設的な総会となりました。
会食後の講演会では、朝河寛一研究会理事の山内晴子学術博士に「今、朝河寛一博士の生涯ぼ業績から何を学ぶか」の演題で講演をしていただき、学生時代にもどったような雰囲気で共通の時間を持つことができました。福島県出身の朝河博士は、日本人として初めてエール大学の歴史学の正教授となった人物です。明治28年に学祖下田歌子先生はアメリカで教育視察をなさいましたが、同年に21歳の朝河博士もダートマス大学進学のため、アメリカに渡航しています。また、明治40年に、下田先生は、朝河博士に封書を送っています。下田先生と朝河博士の知的理念に基づいた世界観は共通する部分が多く、よい学びの機会となりました。
本支部では、現在、支部創設「25年のあゆみ」の編集を進めております。来年度の6月上旬完成予定です。

本多節子(昭和51年院国卒)